Webデザインと配色

Webデザインをする上では、どんな配色にするかでイメージが変わってきます。色を扱うときには、色の基本的な要素を理解しておかなければなりません。まず色は、「色相」「明度」「彩度」の三つから成り立っています。この三つを上手く調整しながら、ベストの配色を選んでいくことになります。まず、色相は分かりやすい色の違いを指します。赤・黄・緑・紫などの言葉で言い表されるものです。言葉で言い表せると言っても、色相は色同士がつながりを持っています。それらを円状に並べたものは色相環と呼ばれており、12色から成り立っています。隣り合っている色を「類似色相」と呼び、ちょうど円の反対側にある色を補色と呼びます。明度は、色の明るさを示しています。明度が高いほど明るく、明度が低いほど暗くなります。つまり、最も明度が高い状態が「白」になり、明度が最も低い状態が「黒」となります。